BOK勉強会Season3 Day27 を開催しました!
再発出された緊急事態宣言が延長されたこともあり、フルオンラインで開催いたしました。
9名の方にご参加いただき、『成果物を作成する:プロアクティブプロポーザル』について学習しました。
今回はいつもより短い時間で発表は終わりましたが、その分、様々な議論ができ、
議論の中で、参加者の日頃の悩みとして、
「ある組織の課題が見えているが、公示される前にこういう公示を出して欲しい
と提案するようなソリューションを持っていなくて困っている」
「提案するソリューションがあるけれど、そのソリューションを必要とする組織が
どこにあるかわからず、何から手をつければ良いかわからない」
という相談がありました。これは、プロアクティブプロポーザルだけでなく、
APMP BOKの他の知見も交えて対処していくべきというような話ができました。
また、プロアクティブプロポーザルをしているが、なかなか案件が取れず、
利益につながっていないという話も出ていました。
しかし、議論した結果、プロアクティブプロポーザルは、案件が取れる取れない
という話ではなく、お客様とのミーティングを実施するための機会を得る提案を行う、
お客様の購買プロセスに影響を与え、RFP作成において、意見を取り入れてもらう等、
何を目的とするかを定め、その結果が得られたかどうかで判断する必要がある
ものであるというのが、とても納得できる考え方であることが理解できました。
既存ベンダーの場合、次の機会ではRFPは渡しても、
提案の時だけ良い話をしている様に感じ、選ぶ理由を見付けるのが難しくなる
というお話もあり、この考え方の正しさを裏付けたような気がします。
今回は、このような色々な議論や情報交換ができ、とても有意義な時間になりました。
次回はDay28 テーマは
「プロセスを管理する:デイリーチームマネジメント/バーチャルチームマネジメント」
になります。
今回のような議論ができ、色々話が聞ける場があるのはとても貴重だと思いました。
この記事に興味を持たれた方はぜひご参加を検討ください!