1/11(水)にBOK勉強会Season4 #13を開催しました。
BOK勉強会は、プロポーザルマネジメントの世界のプロフェッショナルたちが受注を勝ち取るためのノウハウをまとめあげた「APMP BOK」を読み解き、参加者同士で活用方法等をディスカッションする勉強会です。
今回も新参加1名を含む計8名の方が参加され、「説得 / 説得をするときの着眼点」について、社内外で誰かを説得するときに、どんな準備をしていますかについて、意見交換を踏まえ、学びを深めました。
Season4は、会員同士がノウハウや知見を持ち寄り、意見交換することに重点を置き、参加者はテーマに関連するAPMP BOKの内容に事前に目を通す事を毎回宿題としています。
<今回のAPMP BOK範囲>
・ 説得
(会員のみアクセス可 https://apmp.helpjuice.com/focus-on-the-customer/persuasion )
・ 説得力のある文章
(会員のみアクセス可 https://apmp.helpjuice.com/create-deliverables/persuasive-writing )
今回も、過去のBOK勉強会の説明資料を用いて、冒頭簡単に振り返ってから意見を交換しました。
参加者の皆さんより寄せられた疑問や悩みの一部をご紹介します。
<今回の意見交換の内容>
- 顧客の説得をする資料は公共案件だと、とりあえず資料書くという文化がある
- 説得する際の資料はメッセージを多く書きすぎると説得したい相手の理解のための説明なども必要になるため、伝えたことをシンプル書いた方が伝わりやすい
- 数字の根拠を出すときに悩むが、数字の書いていないことが多かったと思う
- グローバルの数字を引っ張ってくると乖離があって困ることがあり、日本国内の数字をまとめて出すようにしている
- 目安の数字があると説得力が増す
- 短い文章でわかりやすいことばでどう説明するかというのがエンジニアは抜けがち
- 専門用語が多い提案が多い、メリットは何?何言っているのかわからないということが多くなる
- 受け取ってわからない提案書は半分くらいある
- 最初にオーディエンスを把握できていないことがある
- 説得するために、求めている内容、専門性の高さのパズルを組み合わせる必要がある
- 正しく検討しているかが気になる、答えがあっているからいいということにはならない
他にも、上記の悩み・課題に対する意見交換や、各社の対応方法、BOKに記載されている方法などについて、互いの知見を共有することができました。
最後に、勉強会では恒例となっている感想を5・7・5の川柳で感想を言ってみることもやってみました。
<参加者の感想を込めた川柳>
- 説得で 語る言葉は シンプルに
- 説得を 川柳でいうのは 難しい
- 数字なく 長い説明 通じない
- シンプルに 数字を使って 説明を
- 文字ばかり 詰めに詰めて 疑似QR
- 引き算で サマるやさしさ 届けたい
- 東スポは 日経よりも 説得される
- 直球で 周りから攻め 説得す
- 見極めて 関心事項 簡潔に