顧客が「提案」に求めているものは何でしょうか?
それは、顧客側のニーズをしっかり掴み、その解決策に向けて社内外のリソースを集結させ、最高・最善の提案を受け取ること。そしてその提案によって顧客が得られる「価値」を明確に伝えてくれることではないでしょうか。その顧客の期待に応え、価値を伝えるためには、自社の提案力を高める様々な要素・要因が必要となってきます。
これらはほんの一部で、枚挙にいとまの無い総合力が企業に求められているのです。
これら提案に求められる組織の総合力を「組織提案力」、組織提案力を強化する「プロポーザルマネジメント」として定義しています。
APMP日本支部の運営支援を行う 一般社団法人プロポーザルマネジメント協会 が、ビジネス獲得の世界基準のベストプラクティスに基づく研修や日本語での認定対策講座等を開発し、企業、個人向け支援として提供しています。
企業がプロポーザルマネジメントを導入することで、次のような効果が期待できます。
プロポーザルマネジメントを牽引し組織提案力を高める管理者
提案活動は、複数の人と組織が連携しなければなりません。自社内の組織提案力を最大化し、提案をまとめあげる「管理者」を「プロポーザルマネージャー」と呼びます(狭義では、提案書を取りまとめる管理者を指します)。欧米ではビッドマネージャー、オポチュニティーマネージャと称するケースもあります。
自社内にプロポーザルマネージャーを採用、育成することで、次のような効果を組織にもたらします。